「退陣されるのが正解」「日本の総理のあり方として自ら決すべき」自民党内から批判の声…来年度予算案審議終盤迎える中で「タイミングが悪い」との声
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石破首相は、自民党の若手議員との会合で商品券10万円分を配ったことに「違法性はない」と説明しました。
この問題を受け、与野党から問題視する声が出ています。
最新情報を国会記者会館からフジテレビ政治部・高橋洵記者が中継でお伝えします。
国会で、まさに2025年度予算案と政治とカネの議論を行っているまっただ中の出来事に、自民党内の一部からも厳しい声が上がる一方、野党側は早速、批判の攻勢を強めています。
立憲民主党・野田代表:
企業団体献金禁止についての議論をしているタイミングで、本当にある意味驚きました。
日本維新の会の前原共同代表の他、国民民主の玉木代表も「疑惑の払拭ができなければ総理を続けるのは困難」と野党は一斉に批判しています。
一方、自民党内からは夏の参議院選挙を前に危機感をいだく一部の議員から批判の声が上がっています。
自民党・西田参院議員:
予算通したら、すでに使命を果たされているんだから、退陣されるのが正解だと思いますね。
自民党・青山参院議員:
日本の総理のあり方として、自ら決すべきだと思います。
また、参議院での2025年度予算案の審議が終盤を迎える中、党内からは「タイミングが悪い」「軽率な行動だった」との批判の声も上がっていますが、ある自民党幹部は「違法ではないから問題はない」と静観しています。
首相周辺は「引き続き丁寧に説明を続けていくしかない」と話していて、14日朝も石破首相が官邸に集まった閣僚に対し経緯を説明しました。
午後には参議院で予算委員会が開かれ、野党側はこの問題について石破首相を追及する構えです。
FNNプライムオンライン
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