「脳磨き」

vocal:可不(KAFU)
words and music:宇多野日斗(twitter.com/utano_cdefgab)

movie:宇多野日斗
illustration：ものかわ様(twitter.com/Iurl1Z)



朝起きて歯を磨くように僕らは、脳みそを磨くことになったらそれを「のうみがき」というだろうか「のみがき」というだろうか。

意味合いで言うと「のうみがき」だけれども「のみがき」というのはどうにも語感が良くてこれを言いたい。
「のみがき」と言ったらその後にはちょっとした晴天が押し寄せて、缶コーヒーでも飲みながら、よしこれでひと仕事終わったか、続きも頑張るかよし、と言う感じがする。そんなことがあった気がする。

しかしここがまた悩ましいところではあるのだけれど「のみがき」では何がなんだか分からない。
例えば目の前に「のみがき」を一度もしたことがない不潔な奴が居たとして、一体お前は一日に何回「のみがき」をするんだと聞いたら、のみがきとはなんだとか素っ頓狂な顔で聞き返してくるんだ。これはとんでもないことだなあ。
その場合「のうみがき」を何回するのだと聞いたらきっと分かるだろう。そうだろう。

このように「のうみがき」とすれば馬鹿でも分かるのだければどやはり「のみがき」と言いたい。しかしおおそよ世の中は馬鹿に合わせるのが流行りなようで、そうなればやはり「のうみがき」になってしまうんだろうな。
悲しいな。
それは良くないな。
「のみがき」が良いだろうな。
この口を開いて動かすときには「のみがき」となればその感じがとてもしっくりとくるでしょう。それでなくてはいけない。だからそうするべきなんだろうなあ。


本楽曲の歌声はCeVIO AI 音楽的同位体 可不(KAFU)にて制作しました。
Twitter：twitter.com/kaf_you
YouTubeチャンネル：youtube.com/channel/UCm_1...
オフィシャルWEBサイト：kaf-u.kamitsubaki.jp/

   • 風のない夏  / 可不【オリジナル】  

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